レイヤー4プロトコルに入る
最近めちゃくちゃ寒いですね。東京はきのう(2024.10.09)最高気温が17度で11月中旬みたいな天気だって言ってました。本当に寒い。
そんな中でもちゃんとネットワークの勉強をしている私本当に偉い。
さて、本日からはトランスポート層の勉強をします。
前回までの記事
今までIPは一生懸命パケットを運んでくれていましたが、このパケットがどのようにしてOSからアプリケーションに渡されるのか。そしてファイアウォールがどのようにしてシステムを守っているのかを勉強します。
トランスポート層で行なっていること。それは、
- アプリケーションの識別
- 要件に応じた転送制御
の2つです。ネットワークとアプリケーションの架け橋になってる階層なんですね。
ネットワークではルーティングでもNATでも見た通り、いろんなネットワークを超えて通信相手にパケットを届けるまでが役割であり、それ以上は何もしていません。IPのおかげで海外のサーバーにアクセスできたとして、受け取ったパケットをどのアプリケーションに渡して処理すればいいのかわからないのです。
この層では、ポート番号を利用してパケットを渡すアプリケーションを識別します。
この層のプロトコルはUDPかTCPなので、このプロトコルによって識別が行われているってわけですね。
このネットワークにおいて大事なのって、宛先、アドレスなんですね。
データリンク層ではMACアドレス。
ネットワーク層ではIPアドレス
そしてトランスポート層ではポート番号
そんな位置付けです。ポート番号は2バイト、16bitで定義されていて、0~65535までが、System Ports、User Ports、Dynamic Portsに分類されます。
0~1023:System Ports
1024~49151:User Ports
残り:Dynamic Ports
ちょっと短いですがここまで!
次章で一応最後なんですよね。
とはいえ本全体の半分を占めるレイヤー7プロトコルを知ろう。
しっかり消化していきたいと思います。